2021/06/18 17:13
私たちの生活が、こんなにも不自由ではなかった昨年の冬の終わりごろ、風文庫の近くに住むという70歳代のご婦人が訪ねてきた。スロバキアの絵本作家のイラストをたくさん持っているので、展示してもらえるところ...
2021/05/11 17:36
休業中、朝の散歩が日課になった。毎朝6時、本とスマホだけを持って家を出る。コンビニで飲み物と菓子パンを一つ買い、少し歩く。すれ違い、追い抜かれるのは犬と一緒に散歩している人、がっつりランニングをして...
2021/04/21 10:21
ある日、お客さまから「秋野亥左牟の絵本はありますか？」とお尋ねがありました。「これは手放せないからね、売れないからね、見るだけねっ！」と言いつつ押し入れから出したのが「はまうり」と「たこなんかじゃ...
2021/04/19 14:51
「子育てのノロイをほぐしましょう」 赤木和重・著 日本評論社（2021年2月） 著者の赤木重和先生に指導をうけて卒論を書いたことがあります。と、少し身の上話から。放送大で心理学を専攻していた時、紹介...
2021/04/16 16:13
芦屋みつばち古書部員「KEROKERO ROOM」さんの本業は油絵の抽象画家さん。風文庫オープン時から丸二年間、棚スペースに本を並べてくださっています。そんな彼女が古着やハギレで生み出した「へもへもくん」たちが...
2021/01/02 15:32
あけましておめでとうございます2021年の始まりは、オンライン古本市「みんなのひとはこ」みんなのひとはこ #02 Go To Bookstore (base.shop)元旦の午前0時からサイトがオープンしているので、正月早々仕事をして...
2020/12/31 14:13
歳を重ねるごとに、月日がどんどん早く過ぎる。けれど今年は特別に早い一年だったと、多くの皆さんが感じていらっしゃることと思います。今年なくしたものを数えてみる。石畳一箱古本市、1周年記念マルシェ、参加...
2020/12/11 14:41
一か月ほど前のこと。「はじめまして、○○と申します」と、ツイッターにダイレクトメッセージが届いた。「五月病」さんの作品を購入したいのですが風文庫で取り扱いがありますか？というもの。関西コミティアに何...
2020/09/27 12:28
風文庫の畳の部屋で毎月1～２回開催しているお灸教室について書こうと思います。 高校時代、部活で痛めた膝のケアに鍼灸院に通っていたことがある。私が通っていた鍼灸院の先生は柔道で高校総体に出場したこ...
2020/09/09 13:13
今年の夏は、梅雨明けが遅かったせいで短い夏でした。が、かつてないほどの猛暑の夏でもありました。この暑さの中、多くのお客様にご来店いただけたのは、ひとえにこの「旅と工芸」展のおかげだと思っています。...
2020/08/14 12:18
「昆陽」ってどう読むん？大阪の方に聞かれて、あーそうやね、これは阪神間に住んでいる私たちなら何となく読めたりするけれど、ちょっとムズカシイ。「こや」と読みます。でも実際のところ、古本まつりの会場の...
2020/07/01 11:36
(株)青幻舎より6/21に発売された「世界を歩く、手工芸の旅」には、風文庫で2度展示をしてくれたイラストレーターの小幡明さんが参加しています。小幡明の明は、「メイ」と読みます。「メイちゃん！」です。メイち...
2020/06/24 15:18
一年前の開店時にギャラリースペースを飾ってくれた「kosho-ri」の3人による、2か月遅れの一周年記念展示が開催されます。「烏兎―UTO－」タイトルに込められたメッセージをお聞きしたときは、鳥肌が立ちました。...
2020/06/13 15:13
「Fair Trade」―その言葉通り「公正な取引」生産者がいて、流通を担う人がいて、消費者がいる。どの人達も無理に何かをさせられたり、不快になったり、搾取されたりしない。当たり前のようで当たり前でない現実を...
2020/06/02 12:41
いつものように店内を通り抜ける風。南から、北から、静かに、時には激しく入ってくる風が、今のちょっとばかりギクシャクした世の中の空気感から私を開放してくれます。定休日にもちょくちょくお店に来ている私...
