2020/05/21 10:34

「阪神淡路大震災」が、歴史的事実として教科書に載っているように、今の世界の状況もすぐに過去の出来事になるんだよって思い、そんな風に自身に言い聞かせて過ごしている。震災の記憶は「過去のこと」と思うにはあまりにも記憶が鮮明で、自分の中に生きる指針として残っています。今の世の中のことが過ぎ去った後、世界は、日本は、周りのみんなはどんな風になっている?私自身の生活はどうなっているんだろう。

風文庫は今までの一年と同じように、もちろん変わるところは変わりながら、一年一年を積み重ねていきたいと思います。

開店までにお世話になった多くの皆さま、開店後お力をお貸しいただいた芦屋みつばち古書部部員の皆さま、店内の空間を素敵に飾ってくださったアーティスト、作家の皆さま、ご来店いただいたお客様、すべてに感謝いたします。

一周年当日は閉店した状態で迎えることになりましたが、二年目に向けてゆったりと考えることができました。今後ともよろしくお願いいたします。

2020515日)

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