ハメルンの笛ふき
¥1,300
ロバート・ブラウニング 詩/矢川澄子 訳/ケート・グリーナウェイ 絵
2003年第16刷 文化出版局 (原書は1888年初版、日本語版は1976年初版)
「130人の子どもたちが笛吹き男に導かれ消え失せた」という伝説。この物語は13世紀ドイツの小さな村で起こった事実をもとにしていると言われている。長年の伝承の中で変化してゆき、グリム「ドイツの伝説集」に収められ、その後ブラウイングによる詩によって、私たちが親しんでいる現在の物語への体裁を持つことになる。貧困、差別など、様々な背景を奥深く持つ「ハーメルンの笛吹き男」ですが、ひとまずそれは横に置いておいて、ケート・グリーナウェイの挿絵と、矢川澄子さんの訳の心地よいリズムを堪能することから始めましょうか。ヴィクトリア朝時代を代表する画家の描く登場人物たち。彼らのまとう衣装の色彩とデザインも楽しめます。
歴史的な背景など詳しく知りたい方へは、阿部謹也著「ハーメルンの笛吹き男(ちくま文庫)がおすすめです。
カバー上部少々撚れあり。表紙美品。中のページにも、折れや汚れなどはありません。
2003年第16刷 文化出版局 (原書は1888年初版、日本語版は1976年初版)
「130人の子どもたちが笛吹き男に導かれ消え失せた」という伝説。この物語は13世紀ドイツの小さな村で起こった事実をもとにしていると言われている。長年の伝承の中で変化してゆき、グリム「ドイツの伝説集」に収められ、その後ブラウイングによる詩によって、私たちが親しんでいる現在の物語への体裁を持つことになる。貧困、差別など、様々な背景を奥深く持つ「ハーメルンの笛吹き男」ですが、ひとまずそれは横に置いておいて、ケート・グリーナウェイの挿絵と、矢川澄子さんの訳の心地よいリズムを堪能することから始めましょうか。ヴィクトリア朝時代を代表する画家の描く登場人物たち。彼らのまとう衣装の色彩とデザインも楽しめます。
歴史的な背景など詳しく知りたい方へは、阿部謹也著「ハーメルンの笛吹き男(ちくま文庫)がおすすめです。
カバー上部少々撚れあり。表紙美品。中のページにも、折れや汚れなどはありません。