【新刊】村上春樹の動物誌
¥990
SOLD OUT
小山鉄郎・著
2020年初版第1刷 早稲田大学出版部
著者は、共同通信社編集委員、論説委員。文芸記者として10回以上村上春樹氏のインタビューを行ってきた著者が、村上作品に登場し大きな存在感を持つ動物たちを軸にして作品を読み解く一冊。「羊」「象」「カエル」「猫」など29章ある中で「羊男」の章が一章設けられていることは、村上ファンなら納得の構成。順番に読み進めるのではなく、自分が気になる章からスポット的に読むのがおすすめ。そしてまた小説が読み返したくなるのは必至です。村上春樹分析本の多くに見られる押しつけがましいところがほとんどないところがいい。あとは、北窓優太さんの挿絵が、とてもいい。
2020年初版第1刷 早稲田大学出版部
著者は、共同通信社編集委員、論説委員。文芸記者として10回以上村上春樹氏のインタビューを行ってきた著者が、村上作品に登場し大きな存在感を持つ動物たちを軸にして作品を読み解く一冊。「羊」「象」「カエル」「猫」など29章ある中で「羊男」の章が一章設けられていることは、村上ファンなら納得の構成。順番に読み進めるのではなく、自分が気になる章からスポット的に読むのがおすすめ。そしてまた小説が読み返したくなるのは必至です。村上春樹分析本の多くに見られる押しつけがましいところがほとんどないところがいい。あとは、北窓優太さんの挿絵が、とてもいい。