2022/04/04 17:41

前日の冷たい雨模様から一夜明けて真っ青な空。気温もぐんぐんあがり、屋外出店にはもってこいの春の陽気になった327日。
あまがさきアートストロールのスポットイベント「アートブックマーケット」に、「芦屋みつばち古書部出張版」として出店していました。風文庫としては昆陽古本まつりの最終日(搬出作業がある)なので、出店は考えていなかったけれど、部員の「本と。Takasago」さんが取りまとめてくださるということで、急遽部員7名でチームを作り出店を決めた。準備期間が短く、初顔合わせのメンバーもいる中、当日までうまくいくのかと心配は尽きなかったのですが。。。



 デイリーマザキ(デイリーマザキ(@mazaki_oya)さん / Twitter

部員の中でも、一箱古本市の出店経験値はダントツに高いので、安定の信頼感を持っていたんですが、自宅の庭に咲いていたミモザをブーケにして持ってきたのには驚いた。日頃から女子力高めだとは思っていたが、ここまでとは!一気にブースが華やかに演出された。果たして肝心の本の方の売れ行きはどうだったんだろう?


 

古本と工作ハレクモ(古本ハレクモ(@hare_kumo) • Instagram写真と動画

風文庫をオープンするよりずいぶん前から、彼女のことは知っている。最近では、古本より消しゴムはんこの人というイメージの方が先行している彼女。今回もあらゆる種類のはんことはんこ作品を出品。身近な題材を、ただかわいいだけではない感性で(時にはとてもシュール)彫る作品群。お手頃な価格帯もうれしい。

 

KEROKEROROMフルタ ミチエ(@furutamichie) • Instagram写真と動画

昨年、風文庫店内で展示をしてもらった「へもへもくん」こと廃材布を使ったぬいぐるみは存在感抜群で、ブースが盛り上がる。本職がアートの人なので、立体感のあるディスプレイはさすが!今後も、芦屋みつばち古書部のアートシーンのリーダー的な存在になってくれることを期待します。

 

ほろよい文庫(Shigeki Sakaguchi(@shigekisakaguchi) • Instagram写真と動画

数少ない芦屋市在住の部員さん。出店経験のほとんどない彼でしたが、今回のイベントの主催が「六甲ミーツアート」ということで、声を掛けさせてもらいました。アートが好きで六甲ミーツアートをよく見に行っていることを知っていたから。今回も、店番の合間に町中のアート作品を見て回り楽しんでくれたよう。屋号からわかるように無類の酒好きみたい。コロナが終息したら、呑みに行きましょう。  


 リトルレンズ文芸舎(リトルレンズ221(@littlelenslibrary) • Instagram写真と動画

出店先にはいつも「流しのこたつ」なる相棒を連れ歩く彼は、街歩きの達人だ。(と私は思っている。)同じ道を歩いても、気になる景色がちょっと違う、独特な感性の持ち主。是非一度彼のSNSを覗いてみてほしい。今回の出店にあたり、部員同士はTwitterのグループで連絡を取り合った。持ち物の話になった時、彼がいちばんに「こたつ持って行っていいですか?」と言ってくれた時はガッツポーズをした。これでまずはブースの話題性はある!と。重いのに持ってきて(連れてきて)くれてありがとう!


 

本と。Takasago(本と。takasago(@honto_takasago)さん / Twitter)

毎年秋、高砂の十輪寺で開催される一箱古本市「ほんのわいち」の主催者さん。今回取りまとめ役を買って出てくださいました。古本の在庫、特に絵本をたくさん持っていることを知っていたので、今回も絵本を中心に持ってきてもらいました。遠いところ重くて申し訳なかったですが、古本市に絵本は必須アイテムです。売れたのかなあ?

 

小幡明(小幡 明 / Mei Obata(@obatameiworks) • Instagram写真と動画

彼女は、部員ではないのにも関わらず、風文庫滞在時間はどの部員さんよりダントツ一番長い。展示会にグッズ販売、精力的にあちこちに出没している超多忙な彼女が、この日スケジュールがあいていたというのは幸運でした。当日は、オリジナルグッズの販売以外に、手描きイラストの実演をしてくれたことで、ブースも華やかになりました。


 

7名がそれぞれの得意分野を持ち寄って一つのブースを作り上げた今回。芦屋みつばち古書部の今後の可能性が無限大に広がっていく予感を感じて、とても充実した一日でした。
さんさんと太陽が降り注ぐ中、ブルーのテントの下に集った面々のこと、準備中にもかかわらずアイスをほおばっていたヤツの姿と共に、私の脳内にはこの日の映像が残り続けることでしょう。

 

最後に。
期間中、尼崎駅前の観光案内所内にブースを構えていた杭瀬市場内にある古書店「二号店」さんには大変お世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます。

 

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